2007年06月12日

BitTorrentって何?

BitTorrent(ビットトレント)とは、俗に「ファイル共有ソフト」とか「P2Pソフトウェア」と言われている分野のソフトです。
P2Pソフトウェアで有名なものは、「Winmx」や「Winny」というものがあります。
これまでの P2Pソフトウェアと大きく異なるのは、既存の法則に反して「人気のあるファイルであればあるほどダウンロードが速くなる」という特徴があります。
それまでの P2P ソフトウェア(例: Winmx など)は、豊富な帯域をもっている限られた数のユーザのまわりに、帯域の貧弱な大量のユーザがぶら下がるという構図でした。
このため、混雑すればどうしてもダウンロードの要求が一極集中するため遅くなります。
ですが、BitTorrent(ビットトレント)は「相手(ピア)からファイルの一部を受けとるには、自分もファイルの一部を渡さなければならない」という規則を導入することによって、貧弱な回線をもつユーザでも全体のファイル配布に協力させる機能となっています。
その結果、人気のあるファイルに対する要求はピアの数が莫大なため、それだけ多くのユーザが配布に協力することになり、結果として速く浸透する、つまり高速にダウンロードできる。
この方法によって、従来では考えられなかったほどの巨大な容量を持つファイルの送信が可能になっています。
現在では、主要なフリー/オープンソースソフトウェアのほか、音楽・映画・商用アプリケーションがBitTorrent(ビットトレント)を介して提供されています。
BitTorrentは、分類的には第1世代に近いものです。というのも、一応、中央サーバー(Index Siteと呼びます)が存在するからで、ここからダウンロード時に必要な情報であるトレントファイルを入手できるという点では間違いなく第1世代でしょう。
ただ、そこから先がだいぶ変わってきます。
まず初期状態で、あるサーバーからファイルを配布することに決めたとします。
すると、サーバーは接続してきたクライアントに対し、全体を細切れにして渡します。
クライアントA〜Dに全体のファイルの4分の1ずつを渡す形です。
これを渡し終わると、サーバーの役目は原則として終了になります。
一方、クライアントはというと、相互に渡された断片同士をお互いに補完しあう形でダウンロードとアップロードを繰り返していき、最終的にすべての断片が揃ったところでダウンロード終了という形になるわけです。
このお互いが補完しあうという構造は、Winnyなどにもある種似ていますが、Winnyなどではあくまでファイルそのものが配布されており、この結果かなり大きなファイルとなると特定のクライアントへの帯域への負担が大きくなります。
これに対してBitTorrentは、ファイルを細かく断片化することにより特定のクライアントへの負荷を減らすことが可能であり、巨大なファイルであっても比較的容易に配布できる、という点が従来のファイル転送技術と大きく異なる部分でしょう。
ちなみにBitTorrentでは、Winnyや(説明はしていませんがWinnyに代わって最近普及しつつある)Shareなどと違い、匿名性への配慮はありません。
従って、BitTorrent自体は著作権保護機能などはないので、著作権違反などのファイルを転送すること自体は可能ですが、これは容易に発見・追跡が可能です。
実際、2005年にはBitTorrentを使って映画やソフトウェアなどを配布していたネットワークの摘発が行なわれました
posted by bittorrent at 10:39 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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